住宅ローンは何にしようかな
変動金利は
リスク??
目次
「変動金利と固定金利、どちらにした方がいいの?」
「変動金利と固定金利、どちらにした方がいいの?」という質問をよく受けます。
クライアントさんの心理としては、「どちらがお得なの?」という気持ちで聞かれていると思いますが、
正直わからないというのが僕の答えです。
これは、
変動金利に関しては住宅ローンの総返済額を正確に計算する事ができないからです
変動金利というだけあって、金利は変動していきます。
この変動する要因も様々な専門家がそれぞれの立場で意見を述べて本等が出ておりますが、
基本的に株や為替のように確実には先が読めないという事だけ覚えておいてください
金利のリスクはどちらがとるのか?
僕の経験上、ハウスメーカや銀行等は基本的に変動金利をおすすめされ、フラット35のような全期間固定金利の商品はあまり最初にいわれません。
それはなぜかというと変動金利とは、金利が変動する可能性があるため金利のリスクがお客さん側にあります。
固定金利は逆に貸し手側(銀行側)にリスクがあると違いがあり低金利で今後の金利上昇の確率が高い中だとどうしても変動金利を勧めていくというのが多いというのが僕の意見です。
ハウスメーカーさんの立場だと、変動金利の方が現状金利が低いために毎月の支払額が少なくなる(家を購入しやすい)ためにこちらも変動金利を進める事が多いですね。
変動金利は自分
固定金利は銀行が
金利の変動リスクを負う
固定金利期間選択型住宅ローンとは?
そんな中、3年、5年、10年といったように期間を決めて固定金利で契約出来るローンがあります。
それを「固定金利期間選択型住宅ローン」といい、これは最初は固定金利ですが期間を過ぎると変動金利に移行します。
「今は低金利なので、10年間は固定金利にして、そこからは変動金利が高かったら固定金利に借り換えしよう!」
という方も多いですが、10年後に変動金利がもし3%とかであわてて固定金利にしたとしても
そのときの固定金利は必ず変動金利以上となります。
どちらにしても、金利が上昇したときには長期的に見て、多くの支払いが必要になるという事になりやすいと思ってください。
固定金利期間選択型住宅ローンは
先延ばしした変動金利
変動金利が向いている人って?
僕の中で変動金利が向いている人というのは
金利が上昇しても問題ないくらいの余裕のあるお金を持っている人です。
あとは住宅ローン控除と低金利の今の時代にあまりしてほしくはないですが(理由についてはまたブログに書きます)
10年で一気に繰り上げ返済を考えている人ですね
こんな人はいいかもしれないです
変動金利は
余剰資金のある人が組もう!
今後の事を考えたら固定金利の方がおすすめ
住宅ローンというのは35年にかけて大きなお金を支払っていくため、金利が少し違うだけでも大きな支払いが発生します。
今はほとんど底値という時代なので金利のリスクを銀行に持ってもらいたい(安定思考)の方は、固定金利をお勧めします
家を買うタイミングの僕の中での一つで
「固定金利で毎月支払っても問題ない」時がその家の買い時
だと思っています
住宅ローンの見直しは、僕の家族は300万くらいメリットが出たほどのパンチのある事なのでしっかり考えていきましょう!
・変動金利は金利上昇のリスクを常に抱える
・固定金利は銀行、変動金利は自分が金利のリスクを負う
・安定志向の方は固定金利がおすすめ
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